Q&A
よくある質問

よく寄せられる多くの疑問にお答え

マンション管理士の役割や具体的な仕事内容に関する多くの疑問にお答えし、マンション管理士が管理組合の方々にどのように役立つのかをご理解いただける情報を提供しています。また、日常的にお問い合わせいただくテーマについてカバーし、マンションの適切な管理や維持に関する不安や疑問を解消するお手伝いをします。解決しない疑問は、お気軽にお問い合わせいただけます。

Q マンション管理士に会ったことがありません。全国に何人くらいいるのですか?
A

国交省マンション政策検討委員会参考資料によれば、令和6年3月末現在、約2万8千人です。このうちマンション管理士業を本業とする人は第1位の東京都で117名、第2位の神奈川県で86名、第3位以下は50名以下なので、出会うほうが珍しいと言えそうです。

Q マンション管理組合は全員がマンション管理士で構成されているのか知りたい。
A マンション管理組合は区分所有者全員で構成されています。マンション管理士で構成されているのは、マンション管理士会です。
Q ある程度の年齢になっても仕事があるのか、資格を取るのが大変なのか、知りたいと思います。
A

マンション管理士の合格者は毎年最高齢が80代なので、年齢であきらめる必要はないでしょう。仕事を探すのは難しい傾向にありますが、マンションの問題はますます増えていくので、うまく需要を管理すれば仕事を獲得することができるかもしれません。

Q 就職率や求人の状況、収入、業務的な負担、やりがいについて知りたいと思いました。
A

マンション管理士は個人事業主です。ごくまれに法人化して複数のマンション管理士をかかえる巨大マンション管理士事務所がありますが、基本的には一人親方です。求人は存在しないでしょう。収入は、9割が年収300万円以下という状況にあり、マンション管理士一本で成業している事務所はとても少ないです。そのため、仕事がなくて時間が余っているマンション管理士が多いと予想されます。私のやりがいは、マンションの諸問題を解決し、住民を笑顔にするのがやりがいです。

Q 副業でマンション管理士をおこなっている人はいるのでしょうか?
A 管理会社ではなく、一般企業に勤めながらマンション管理士として登録した人がこれに該当します。決して多くはありませんがいます。
Q マンション管理士の仕事は需要が高いですか?
A まだまだ管理組合自身が需要に気付いていない状況にあります。マンション管理士の知名度が上がれば、需要は増えてくるでしょう。
Q マンションというと、聞こえはいいが色々と面倒くさそうで、特に地方だと一戸建ての方がいいという印象があります。
A 集合住宅に住むことで、一戸建てにはない話し合いの場や住民トラブルがありますので、面倒くさいと思われる方も多いでしょう。反面、困った時に助け合ったり、災害時に備え避難場所や物資を蓄えるなど、自治会的役割が評価される場合もあります。
Q 平均的な給与額がどのくらいなのかを知りたいです。
A

管理会社に勤めるマンション管理士資格を持つ社員は、普通の会社員の給与水準です。独立系マンション管理士は、収入の差が激しく、実力主義なので収入はまちまちです。統計によれば年収300万円以上は10.2%ほどしかいませんし、年収800万円以上となると全体の3.9%です。

Q 日々毎日の業務で一番追われるこれはきついかなと思う事はどういった内容でしょうか?
A マンション管理士のほとんどは残念ながら十分な収入を得られていません。従って、最もきついのは顧客獲得のための集客だと思います。
Q 大規模改修がずっと同じ会社、悪いところもなおってないです。
A

12~15年に一度計画されているマンションの大規模修繕工事は、ずっと同じ施工会社で実施される場合があります。その場合は?責任施工方式といい、施工会社と管理組合の信頼関係が基盤となります。その他に?設計管理方式という方式があり、この場合設計事務所が施工会社を複数から選択する業者選定の補助と、工事監理をします。デメリットは資金面でさらに必要という点です。小規模マンションは資金難を理由に責任施工で実施する割合が多いようです。

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